2021年11月01日

 ダニ媒介感染症とは病原体を保有するダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。マダニに咬まれ感染すると、主に発熱が出現し、時に頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、呼吸不全症状、出血症状を起こします。春から秋にかけては、特にマダニの活動が盛んになるため注意が必要です。 野山や草むら、畑などのマダニが多く生息する場所に入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくするなどして、マダニに咬まれないよう注意してください。万が一、マダニに咬まれた場合は、数日間体調の変化に注意し、発熱等の症状が見られたら早めに医療機関を受診しましょう。